「ほら、あとちょっとで光輝の住んでるマンションでしょう? 早く、行こう。」 遥は、俺の腕に抱きつき早く行こうと言ってきた。 離れろって言っても、どうせ離れないだろうな… 俺は、そう思いながら家に足を進めた。 家に着き、俺はクローゼットの奥にある段ボールを遥に渡した。 それは、俺が四年間ずっと触れたり見ようとしなかった蓮華との思い出のものだった。 「アルバムにビデオ、それに…指輪。 これを見る限り、光輝は… 本当に蓮華さんを愛していたんだね。」