ダメ男のくせに生意気


「文化祭一人って、可哀想~!

てか、惨めだね~?」


うわぁー、誰か俺のこと言ってるー!?

聞こえません、聞こえません!


これは、幻聴ですっ!


俺は、耳を塞いで頭を振った。


「しーのーぶー!

僕が、一緒に回ってあげようかー?


可哀想な忍に僕が、一緒にいてあげるよぉ?」


俺の服を引っ張って、俺にそんなことを言ってくるヤツは一人しかいない。


………やっぱり、健太だった。