小泉と渡辺が焼く係だと知った裕太は、渡辺のところに行き、


「俺だけの特別なクレープ、作って!」

「仕方ないな~。」


あの二人を見ているだけで、羨ましくなってくる。


すると、小泉が、

「私も、昨日のお返しに、つくってあげよっかな?」


その言葉が、耳に入った。