そして、俺と渡辺は、教室に帰った。


周りは、静まり返っていた。


そりゃそうだ。手首にブレスレットしてねーからな。





俺は、自分の机に戻った。


すると、裕太が近づいてきた。


「お前、やっぱり別れたんだ。」

「裕太は、気づいてたんだな。」

「おう!まぁ、別れてよかったと思うぜ!」



二人で話といると、後ろから大きな渡辺の声が聞こえた。


「そうよ!見れば分かるでしょ!別れたからって、ラッキーなんて思わないで!
私は、フラれたって、諦めないから!」


俺は、その言葉を聞いて、引いた…。

周りも、ドン引きしていた。