「お待たせ~!買ってきたぜ!」

「ありがとう!裕太くん!」


俺が小泉に渡したけど、考え事してるみたいで、ボーッとしていた。




「もぅ、六時ぐらいだから、そろそろ帰るわ!
じゃーな!」

裕太は、ニヤニヤしながら、そそくさと帰っていった。


「じゃぁ、俺らも帰るか! じゃっ!」

「それじゃーね!」


俺は、考え込んでる顔が、頭から離れなかった。