大好きだよ

「海斗、まて」

なんだよっ!

「何ですか?

ほっといてくれません?」

「愛蘭には事情があるんだよ」

「何のですか?」

「それは「僕が言いますよ。

僕と愛蘭は小学三年の時に知り合った。

で、愛蘭に一目惚れしちゃったんだ。

僕はサッカーが大好きで

愛蘭は毎回のように試合に来てくれた。

僕たちが小6になったとき

愛蘭と一緒に遊んでて、

愛蘭が車にひかれそうになったんだ。

僕はそれをかばって足を怪我した。

で、この足でもうサッカーができない

って病院の先生に言われた。

愛蘭は私のせいだと思って

僕を拒めないって訳。」