大好きだよ

「いえ、それほどでもないです。」

「でも、彼氏は認められないかなぁ…

婚約者がいるんだけどなぁ…」

「婚約者何て聞いてないよー」

知らないんですけど。

それに、海と別れるなんて

「…絶対いや…!

それでも無理って言うならば

一生お父さんと話さない!」

私は、ダッシュで自分の部屋に向かった。

組員が声をかけてくるけど

無視して自分の部屋に閉じこもった。

「…ヒク…ヒク…。」

なんでだろう

涙が…。