「北内が放課後愛蘭をよびだしたんだ。

で、北内は不良グループに愛蘭を

襲わした。

俺はまたきずけなくてさ。

なさけねぇよな。

その日から愛蘭は部屋にとじ込もって

出てこなかったんだ。

やっと、今戻ってきたってわけ」

俺のせいで愛蘭を苦しめていた。

愛蘭の親父さんとお母さんは

白兎くんのせいじゃないってゆうけど

俺は、自分を許せない。

「…ん…」

「愛蘭大丈夫?」

「…ヒィ…。ちかずかないで…。」

「大丈夫よ。私よ。楓よ。

もうあいつはいないから

怖がらないで。」

愛蘭はまた震え出した。

「愛蘭、何回もごめん。」

「は、ハク、大丈夫だよ。」

愛蘭は元気のない笑顔で笑った。