「はい。」

海斗が気を失っている愛蘭を

俺のベットに丁寧にねかした。

「で、愛蘭またおかしくなるかもね。」

「あぁ。」

「あのー、愛ちゃんとあの女

何があったのー?」

「白兎、話してあげなさい。

そこの君、愛蘭のこと心配

ばっかりしなくてももうすぐ目をさますわ

でも、怖がるかも。」

「愛蘭は、俺の幼馴染みだからって理由で

いじめられてたんだ。

その時に、一人だけ大丈夫?って声を

かけたのが北内で、俺は愛蘭がいじめに

あってるって知らなかったんだ。」

俺は、拳を握り締めた。

俺がきずいていればこんなことに

ならなかったのに。

「で、愛蘭は北内だけ気を許したんだ。

俺の前では作り笑いしかしなくて

俺は途中できずいたんだ。

愛蘭をいじめてたリーダーを

呼び出して、いじめをやめさした。

もう、愛蘭は大丈夫だろうって

思ったのも、つかの間だった。」