まあ、皆さんの御察しの通り、
寺ちょんは若い女性の教師。
そして、巨乳。
夏場なんか、Yシャツのボタンが今にも飛んで来そうで
こっちが目のやりどころに困るくらいだった。
冬の今だって女性らしい淡い色のカーディガンのボタンが少し心配になる。
やたら巨乳につっかかるのが、
貧乳の性(さが)ってやつですわ。
変態ギタリストの雨森はやっぱり変態で、きっとおっぱいが好きなんだ。
あーあ。
わたしのドキドキを返せっ。
「よし、終わった! 寺ちょんに渡しに行こうぜ」
「了解」
寺ちょんとの交換日記…、ゴホン。もとい、日誌を渡しに、職員室へ。
冷えきった廊下をふたりで歩く。
冬の学校って、どうしてこんなに寒いのだろう。
あんまりギンギンに冷えてるから、外の方が暖かいんじゃないかって時々思うくらいだよ。