疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「先輩っ。俺の彼女にちょっかい出すの、やめてくれません?」




甘い香りと聞いたことのある声。


ああそうだ。これは、雨森センのものだ。


目を開けてわたしの右側を確認すると隣に立つ雨森がいた。




「えっ、ええっ! 千早ちゃん、彼氏いたの!? そんな素振りなんかちっとも…」




オーバーリアクションで驚くタケル先輩。


しかしそんなことよりも気になるのは
どうやって辻褄を合わせるか。


わたしと雨森はもちろん付き合っていないわけで。


ってか、そもそもわたしに彼氏はいないし! 悔しいけど!


チラリと隣を見ると『話を合わせておけ!』、と雨森の目が語っていた。