生まれて初めての告白で調子に乗っているわけじゃないけど、
断られる痛みを知ってるから断りにくいよぅ…。
やんわり断るには、どうすればいい?
「部活やらなんやらで忙しいから、パスしたいなぁ~。なんて、アハハ」
「んなストレートに断らなくてもいージャン」
「で、ですよね~。アハハ」
全然やんわり断れてないっ!
どうしよう! 千早ちゃん、ピーンチ!
「俺、千早ちゃんに予定合わせるからさ。いつオフか確認してよ」
肩でも触ろうとしているのか、タケル先輩の手がこっちに伸びてくる。
どんだけ粘着力強いのさ、先輩。
触られちゃったら一巻の終わり!
じんましんが体中に出て、失神する!
わたしがヤバいと思いつつ何もすることができなくて、ギュッとかたく目をつむったときだった。

