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ひとまず嵐は去りました。
何とか茜ちゃんのエロスイッチをオフにして、現在。
「…で。何? 破門って。あたし、そんな理由じゃ認められないよ」
「叶わない恋ならさっさと身を引くのもありかなって」
どんなに努力したっておっぱいは大きくならないし。
傷がこれ以上大きくならないうちに、さっさと潔く諦めた方がわたしのためにもなる。
まあ、十分、傷ついたけれども。
「そんな卑屈だから名取くんも振り向いてくれないのよ」
「…っ! でもっ」
「『でも』じゃない。
千早ちゃん。あたしはスポーツとかやってないからわからないけど、陸上も同じなんじゃないの?
一回走っていいタイムが出なかったからってやめないでしょ?」
「そう、だけど…」

