疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「ちょ、千早ちゃんっ。話は聞くから顔あげて?」


土下座を続けるわたしに茜ちゃんはかけ寄ってきた。




「陸に彼女(暫定)ができてしまったのです…」




顔をあげるとめちゃくちゃ不機嫌そうな表情をした茜ちゃん。




「諦めんの? 彼女っても(暫定)何でしょ?」




うおあ…。


(暫定)は心の声なのに…。


茜ちゃん。心の声には反応しなくていいのよ。




「こうやって女の子らしくなろうと努力してるのに、陸が見てくれなきゃ意味ないもん」


「あんたバカァ!?」


ぬ。

どこかで聞いたことあるセリフ。

アニメで高飛車な中学生が言ってたやつだ、確か。




「確かに結果も大事かもしれない。けど、千早ちゃんはもう十分女の子らしくなった。

女の子は努力するからかわいいんだよ。そんな卑屈な千早ちゃん、大嫌い!」