疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)




「千早ちゃんが迷子になったらいけないから、手繋ご?」


「え」


そんなかわいい顔で言われても、ねえ。


小さい頃はよく迷子になったけど、今は高校生だもん。


迷子になんて、ならないよ。…多分。




「もう、千早ちゃんたら照れ屋さんなんだからっ」


「っわ!」




繋いじゃったよ、手!


百合臭を感じるのは、気のせいじゃないですよね?


気のせいだと思いたいです、ええ。




「行こう、千早ちゃん!」


わたしの手を引っ張り、自由に歩き回る茜ちゃん。


向かったのはアクセサリーショップ。


少女趣味のお店かと思いきや、意外とノーマル。というか、パンク系?




「もしかして、好きな人にあげるの? 東高の!」


「残念。自分でつけるの」


「えっ、でもこれって全然茜ちゃんの系統じゃ…」


「あたしって、結構守備範囲広いんだよ」


「さ、さいですか…」