疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「『高校生に化粧は必要ない!』って言ってた千早ちゃんがねぇ~。ふぅーん」


怪しい笑みを浮かべるはーちゃん。


茜ちゃんのことは話していないはずなのに…。


気づかれてる?




「やっぱり千早ちゃんはモトがいいからね~。で、どうするの? その先輩とは」


「実は今度会おうってことになって、そのときに返事聞かせて欲しいって」


「名取くんもいるのに、チャラいなあ千早ちゃん」


「そんなんじゃないよ」




一度は断ったけど対馬先輩が折れてくれなかったんだ。


年上だし、憧れの先輩だし、わたしだって断りにくいさ。




「そのデートはいつ行くの?」


「デートじゃないよっ」


「立派なデートだよ、それは。ふたりで遊びに行くんだから。
いいなあ、葉月も彼氏作ってデート行ってみたいな」


「そだね…」




はーちゃんはとにかく天然さん。


だから男の子から告白されてもそれを告白だと気づいていない。


彼氏ができるかどうかは、あなた次第みたいだよ、はーちゃん。