疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「ほんとかわいい。あたしが教えただけあるなあ、原石ちゃん」




なんて言いながら、ほっぺをスリスリしてくる。


確かに茜ちゃんのメイクの腕はすごいのだけれど。


こんなセリフをさらりと口にできるのは、やっぱり女王様だからなんだろうな。


しかし、茜ちゃん。

そんなにスリスリしたらせっかく塗ったファンデが落ちちゃうよ。

ついでにあなたのお化粧も落ちちゃうよ。




「ひゃっ!」




茜ちゃんの暑苦しいくらいの抱擁の最中、ほっぺに今度は柔らかい感触のものが落ちてきた。




「なあに? 物足りなかった?」


セクシーな表情をすると、茜ちゃんはわたしに顔を近づけ頬にキスをした。




「ほ、ほっぺチュー…!」


「そんなに驚く? 初めてじゃあるまい」


「普通に初めてだよっ」