疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



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千早が俺の手を握るそれに力を込めた。


チラッと彼女の顔を見ると、なにやら物憂げな表情。


そんな顔もかわいいけど、これはきっと何か考えている表情だ。




「ん? まだ気になることでもあんのか? あっ、心臓に悪い冗談はやめろよな」




目から千早好き好きビームを出していつも千早にアピールしているのに、恥ずかしがってなかなか受け入れてくれないからな、俺の彼女は。


冗談言うなら面白い冗談を言えよなっ。




「あのね、セン。勘違いして、ごめんね」


「………いきなりどうしたお前」



びっっっっくりした。


千早が素直に謝った。これは、夢か?


いつも素直じゃない千早が謝るだなんて、国宝級だ。




「何か悪いモンでも食ったのか?」


「バカっ。モモ先輩から聞いたんだよ、魚住さんと、その…王子様のこと」


「そう…、だったのか」