疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「写真よりちょこっと女性らしくなったけど、これはチーちゃんだ。センの彼女のチーちゃん!」


「し、写真?」


「うんっ! センが『これが俺の彼女ッス』って写真送ってくれたんだよ~、ほら」




そう言って彼はスマホを出すと、わたしに差し出した。


見るとセンとわたしのツーショット写真。


付き合い始めた頃にセンか記念と言って撮ったものだ。


今より少し、髪が短い。


ねぇ、セン。わたしは見世物なの? これは公開処刑? 写真送るならせめてわたしに許可を取ろうよ。




「チーちゃん、もっと近くで見なよ」


「へっ?」




彼はわたしの腕か何かを掴もうとしているのか、こっちに手を伸ばしてくる。


や、ヤバい!


男性アレルギーはセンに対してならほぼ反応はゼロだけど、他の人には相変わらず。


ここで触れられたらじんましん。


覚悟をして目をギュッとつぶったときだった。




「千早、その人に触ったら即妊娠するぞ!」