疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「ハハッ、やっぱ胸ないね」




それどころじゃなくて、反論する余裕さえない。




「…出そう。死ぬのかな、わたし」


「バカ、俺が死なせねぇ」


「ほんとヤバいって…、んっ」




今度は唇にキスを落とされた。


話が違うぞ、おい。


幸せなはずなのに、何でだろう。つらい。苦しい。


そう思った次の瞬間、わたしは膝からガクンと崩れ落ちた。


目の前が霞む。


朦朧とする意識の中、手の甲を見ると、やっぱりじんましんが出ていた。


やだ、雨森に醜態晒したくないのに。


雨森が必死に「千早、千早」とわたしの名前を呼んでいる気がする。


「千早ー! 死ぬなぁぁああ!」



ちょっと。まだ死ぬ気ないんだけど。勝手に殺さないでもらえます?


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