茜ちゃんはわたしをお家に招待してくれた。
さっそくわたしのお姫様修行を手伝ってくれるんだって。
やっぱりお姫様はどこまでもお姫様だ。
見ず知らずのわたしによくしてくれるなんて。
こんなに優しいお姫様は、きっと茜ちゃんしかいないよ。
茜ちゃんのお家は、わたしの家と目と鼻の先にあるマンションだった。
意外にご近所さまでした。
何でこんな近くにこんなかわいいお姫様がいるのに、わたしは気づかなかったんだろう。
「茜ちゃん。東高の彼の話、聞かせて欲しいなあ」
もしかして、わたしの知っている人だったりして。
クラスの人とか、陸上部の人だったらどーしよ!
協力してあげたい!
…って、余計なお世話だよか。

