「その彼を女の子だと思ってたときに彼と接触して、じんましんは出たの?」
「出なかったよ」
たっぷり接触した、よね?
手も繋いだし、
熱い抱擁もかわしたし、
ほっぺにチューもされた。
「じゃあ、男の子だって知って接触したら、じんましんは出た?」
「…うん」
バッチリ、ガッツリ出た。
熱を出して寝込んでしまうほどに。
「いきなりそんなことがあって混乱するのはわかるけど、
男性恐怖症の千早ちゃんが一番男の子のことを色眼鏡で見ていたってことだよね…?」
「………」
はーちゃんの意見が的確すぎて、何も言い返せなかった。

