疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



「黙ろうか、変態さん」




コイツ…。あなどれない。


見る? 普通。


そして指摘するか?


やっぱり変態だ。


いいよ、もう、ギタリストでも紳士でもなくて。


ただの変態だ。


雨森はなぜかハハハと爽やかに笑った。




「もうできたからリビングで待ってて」


「…ん」




クンクン。


おかゆのいいにおいがする。


認めたくないけど、これは絶対においしい。




「食える? 俺があーんってしてやろうか?」


「うるさい。一言余計。…だけど、ありがと。いただきます」


「ん。」




雨森はおかゆが乗ったおぼんを、ソファーに腰掛けるわたしに渡してくれた。


刻んだネギが乗った、真っ白なおかゆ。


ゆれる湯気に、食欲が沸いた気がした。