疾走☆ラビリンス~曖昧な三角関係~(おまけSS更新中)



…なんて、遠ざかる背中には言えなくて。


わたしは部屋でブラを装着し一応身なりをちゃんとしてから、
雨森のいるキッチンに向かった。




雨森にばれないようにそっとキッチンを覗き見る。


あの変態が、藤村家のキッチンで料理をしているなんておもしろすぎる。


手際はかなり良いみたい。


普段から料理してるのかな…。


あ、そういえば、ご両親は忙しくしてるって茜ちゃんが言ってたっけ。


うわ…。茜ちゃんのことを考えて、自己嫌悪。


だって、茜ちゃんは雨森センで、雨森センは茜ちゃんなんだ。




「ね、ノーブラさん。俺が料理してるの、見ててそんなにおもしろい?」




わたしの視線に気づいたらしい雨森は、包丁から目をはなさずに言った。


トントンと、軽快に包丁がリズムを刻む。