正直、3食も抜いた体はかなりしんどい。
でもチャイムは鳴りやまない。つまり安眠できない。
わたしは外でチャイムを連打する人物にイライラしながら玄関に向かう。
あ、ノーブラだけど、いいかなあ。
きっと外にいるのは宅配便のお兄さん。
どうせこの貧乳だし、お兄さんも気づかないよねぇ…。
そんなことを考えながらわたしはドアを開けた。
「あ、雨森…」
目の前には今会いにくい人物ナンバーワンの男、雨森セン。
学校が終わってそのまま来たのか、制服姿だった。
ノーブラなことに、今更後悔。
「よぅ。元気か?」
「元気そうに見えます?」
「ハハッ、そうだよな」
『笑ってんじゃないわよ』、とわたしは心の中で突っ込んだ。
「ちょっとさ、話したいんだけど…いい?」
「うん」

