3〇…なんだっけの部屋に入ってベッドに座らされる。
久々に会ったのに何この仕打ち。
軽く睨んでみるけど、まぁ何も起こらないよねー。
「…なぁ。」
やっと慧が口を開いたと思ったら
「…やっぱちょっとメイク落として。」
あたしの黒髪ツインのウィッグを勝手に取って、そんな事を言ってきた。
「なんであたしがあなたの言う通りにしないといけないの?」
「言うこと聞かないと、その服ズタズタにするけど?」
…目がマジだし。
こんな服でも無かったらさすがに外出れないし、第一これ借り物だし!
弁償とか超困る!
ということで仕方なくメイクを落とす。
ホントはメイクしてたほうが、精神的に強くなれるから楽なんだけど。
…仕方なく慧の近くまで戻るとポンポンとベッドを二回叩かれた。
座れってことでしょ。わかりましたよ。
もう抵抗する気も起きなくて
ストンと慧の隣のベッドの縁に腰かける。
