俺が居ない間、ちょっと緊張しつつもちょこんと縮こまって座ってたりすんのかな~、位に思ってた俺は上機嫌でドアを開けた。
すると、なんということでしょう!
部屋の床に、子供には見せられないような物が綺麗に並べられてるではありませんか!
最近見たやつから、無くしたと思ってた物まで!
これぞまさに驚き過ぎて言葉を失う状態…、つまり『絶句』。
俺の人生において初の出来事。
麦茶の乗ったお盆を落とさなかったことを褒めて欲しいくらいだ。(驚き過ぎて体が動かなかっただけなんだけど。)
いや、フツーに考えて彼女が初めて来た彼氏の部屋でいきなりエロ本漁るなんて想像出来ますか?!
その前に彼氏の部屋でエロ本とか漁れるもんなんですか?!
恐い、恐いです。
睫毛一本動かさないで美しく微笑んでいる寧々が、とてつもなく恐いです。
