「だから、それは…、寧々の、いや俺の為なんだけど、寧々の為でもあって…。」
飲み物が乗ったお盆を床に置いて、身振り手振りで説明しようとしてる慧。
…あたしの為って何よ。
「いちお、最後まで聞こうか。続けて?」
慧のベッドにドサッと腰掛けて足を組む。
「…だから、寧々を無理矢理襲わないようにっつーか…、手加減…、そう!加減する為なんだよ!」
ちょっとドヤ顔で意味不明な釈明を語り終えた慧。
「つまり、あたしの前で理性を保つ為にこーゆうので性欲を発散させる必要があるって事?」
「おお、男はイロイロ大変なんだよ。あの時だって…」
「…あの時?」
「あー、こないだ寧々の家で…」
家…?家と言えば…、
…
「…あの時ね。てゆーか、あの時全然手加減なんかしてなかったじゃん。」
「すっげーしてたって!…それなのに寧々、途中で気絶したよな~♪」
「はぁ?!3個も使っといてどの口が言うのよ!
…話の主旨がズレてきたから戻そうか。で?何だっけ?」
「え?だから「あー、慧の慧による慧の為の馬鹿馬鹿しい弁解タイムだったっけ?それならもういいや。じゃ、最後に1つ質問ね。」
