「とりあえず…、俺の部屋でも行く?」
「…うん。」
階段上がって右のドアを開けて
「…散らかってるけど。」
と呟いた慧。
気まずそーな感じが逆におかしくて
「お邪魔します。」
思わず頬が緩む。
一言で言うと『散らかってはないけど物が多い部屋』をキョロキョロ観察してたら
「…あんまジロジロ見んなよ…。」
後ろから心底気まずそーな声が聞こえてきた。
それは軽くスルーして観察してると、ベッドの上に脱ぎ散らかしたTシャツとスウェットとパンツを発見。
「あっ!」
時を同じくして後ろの方もソレを発見したらしく、
すごいスピードで抱えて後ろに隠し
「なんか飲み物持ってくるからテキトーに座ってて!」
すごい勢いで階段を降りていった。
初めて来た彼氏の家でいきなり一人なってしまった…。
…まぁ、あたし的には好都合なんだけど♪
慧が戻ってくるまで、
好き放題やらせてもらいます。
