黒髪で切れ長の一重の目の兄。
焦茶髪で丸い瞳にくっきり二重の弟。
かなり色素の薄い茶髪でネコ目のあたし。
兄は元父似、弟は髪の色はコイツ似。
あたしだけ誰にも全然似てなかったから、
養子かなんかかなーって期待してたんだけど
「ざぁ~んねん。母も違ければ良かったのに。」
本当ガッカリ。
「親に対してなんて口の聞き方するの!」
立ち上がってあたしに向かって手を振り上げてくる名ばかりの親。
その手を振りはらって
「虐待だ、って通報されたく無いのなら、こーゆうのはしない方がいいと思いますよ?お母さん?」
満面の笑みで教えてあげた。
「い、忌まわしい…。あんたなんか…、死んでしまえっ!」
怒りで震えてるお母さん(笑)
そんな忌まわしいものを産み出したのは誰ですかー?
「どうせならお母さんが殺して下さいよ。そしたら虐待どころじゃ済みませんね。警察行きですか?愛しの祥太君も“母が姉を殺した”なんて事になったら生きづらくなるでしょうね~。わぁ~、楽しいっ♪」
異物でも見るような目であたしを見てから、膝から崩れ落ちるお母さん。
その日からお母さんはあたしをストレスの捌け口に使うのをやめた。
