そして、1500mが終わって貫がみんなのところに戻るときには、
私はまた仕事でタイムを貼り出す仕事をしていた
そうすると、貫くんがタイムを見にきた。ちょうど、私が今貼り出そうとしていたのは彼の組のタイムが書いてある紙だった

紙を貼りだして、「お疲れ」と言う一言を言おうと彼に近づいて行くと、
「ありがとう」と言った。
私、彼に何かしたっけと思いながら私も彼に「お疲れ」と言った。そして、私達は少しの間お喋りをしていた
「でも、穂乃歌さん。応援終わった後、真っ赤な顔してたけど」
「えっ、あれそれは・・・」
「面白かった(ボソ」
「えっ!?」
「まぁ、1回戻るよ」
「タイムは見なくていいの」
「あとで、見にくる。どうせまだ出てないと思うし」
「出てるよ」
「そっか。まぁ、またあとで見にくるよ。ちょっと、疲れたし」
「そうだね」
「それじゃあ」
というと貫はひよりに背を向け歩いて行った。