「クラスどこだろー?」

「あ!香菜ちゃんのあったよ!私と一緒だあ!やったあー」

「あ、ほんとだ」

「なんでそんなにテンション低いのよー」

「そんなことないです。嬉しいです」

「うわー棒読みー!ひどいなあ!」

「てかさ、咲上村くんとクラス離れてんじゃん」

「え、うそ。えええ本当だあ」

「普通私より先に見るでしょw」

「中学ずっと同じだから、心配してなかったのに」

「あらら。この学校の野球部は、モテるからライバル多いのに」

「監視も出来ないなんて終わったよ」

「咲....後ろ......」



「げっ、全部聞いてた感じ?」

「俺ってそんなに信用されてない?」

「てか、なんで啓太がいるの?朝練は?」

「朝練とっくに終わったわ。てか、質問の答えになってない」

「ええぇ。信用してなくもない....けどさ......」
「けど?」
「同じクラスじゃないと少し不安だよ」

「ふうーん」

「聞いといてなによー」



「なんでもない。じゃあな。


あ、そーいえば、お前さ、マネとかやる気ないの?」


「えええどうしよう。考えとく」

「りょ」