走った私は取り敢えず教室へ行った。

そこで信じられないものを目にする。


「な……これ、私の机…。」

そう、私の机には
バカ、ブス、死ね、消えろ、クズ
などの悪口が書かれていたのだ。


しかも、
「ジャージがなくなってる…」

あーあ、これって完璧イジメじゃん。

んまぁ、私ってか弱くないしこんなんで
泣いたりしないけどね。

こーゆー所が可愛くないんだよなー。

『可愛くねぇな、おめぇ。』

なんで今思い出したのだ、私よ。

「くっだらな。」
そう言って傷ついた本音を隠した。