腐女子だけどなにか?

「あっ!待て糞!!!!」

「生憎私は人間だ!!!糞じゃねぇ!」

そう言いながら私はどんどん走ってゆく。

…………保健室に近づいてるとも知らずに。





「早く諦めろよ!!!どうせ追いつけねぇんだから!!!」

私がそう言うと、橘田はスイッチが入ったらしい。

妖しく口角をあげて、ぼそり と呟いた。

「3秒で捕まえてやる」


「はっ?!無理に決まってんじゃーん」
って言った頃には真横にいた橘田。


「げっ!!!!!」
そうしてUターンしようとするも手首を
掴まれ、はいアウト。


「ばぁーか。俺様をなめるなよ。」

「ぬうううう!!!!」

そう言いながらずるずると目の前の保健室に連れて行かれた。