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「あっ、らーん!どこ行ってたのよ」

「ごめん、ごめん。ちょっと、ね♡♡♡」

「なによ、いいことでもあったの?」

「聞いてよおおおお!!それがねっ」

と、そこで

キャァァァアアアァァァアァ!!!!!

という女子の甲高い悲鳴。あれ?歓声?

「ゆ、裕樹くん!啓太くんっ!!!」

「な、なんでこの教室にっ……?!」

「ま、まさか私に用が………??!」

「いーや、私よっ!!!!!」

「や、今日はね……………」


そう言って橘田はニヤッと笑った。

そして……………………


「大塚 蘭、いるだろ。こい。」

キャァァァアアアァァァアァァァアァ!

「わ、わ、わ、わ、私っっ!???」

「ちょ、蘭あんた、なにやったの?!」

「こ、心当たりない……よ…?」

ん、待てよ………サボり、保健室、興奮、話そうと思ったこと、ホモ…………

「ほ、ほ、ほ、ホモッ!!!!!」

「いいから早く来いよ。」

手首を強引に掴まれ、連行される。

じ、女子の嫉妬の目が怖い………。