「ポケットん中もぐっちゃぐちゃ。手当たり次第に何でもかんでもブチ込んで、確認なんか一切してねぇよ」
「なるヘソ」
「出た、昭和語録。あんたいくつだよ?」
「にじゅうなな、ですけど。お前は?」
どさくさ紛れに尋ねてみたら、「24」と、意外にも那智は素直に答えた。というか、どうでも良さそうに。
「悪臭タヌキ、妬みだったとあっさり認めたな」
そして那智は、またしても唐突に話を変える。
「ああ。他にもっと隠したいことがあったんだろうな」
「同感だ」
「お前のささやかな贈り物で、何か掴めるといいけどな」
「掴めるさ」
那智は自信たっぷりに言い、少年のような屈託ない笑顔を見せた。
「なるヘソ」
「出た、昭和語録。あんたいくつだよ?」
「にじゅうなな、ですけど。お前は?」
どさくさ紛れに尋ねてみたら、「24」と、意外にも那智は素直に答えた。というか、どうでも良さそうに。
「悪臭タヌキ、妬みだったとあっさり認めたな」
そして那智は、またしても唐突に話を変える。
「ああ。他にもっと隠したいことがあったんだろうな」
「同感だ」
「お前のささやかな贈り物で、何か掴めるといいけどな」
「掴めるさ」
那智は自信たっぷりに言い、少年のような屈託ない笑顔を見せた。



