「私は薬局の責任者ですよ? 看護師……ましてや医師の身だしなみについてとやかく言うなんて、そんなでしゃばった真似ができるわけないでしょう」
「まぁそうですけど」
那智が納得したように頷くから、「そういうあなたは……」と悪臭について指摘してやろうとしたが、すかさず那智が俺の前に右手を伸ばしてそれを制す。
「個人的な恨みは無かったんですよね?」
「私は容疑者ですか?」
「すみません。容疑者が誰か全く掴めてない以上、関係者を徹底的に洗うしかないんです」
那智が尤もらしく答えれば、途端、三上の顔が強張った。
「『個人的な恨み』とは、例えばどういう……?」
三上が気持ち悪い愛想笑いを浮かべて訊き返す。どうやら探りを入れているみたいだ。ここはノッておいた方が良さそうだ。
「妬み、とか?」
そんなわけないですよね? と言わんばかりの満面笑顔で俺は言った。が、三上は薄気味悪い苦笑を浮かべ、
「実は、」
と躊躇いがちに口を開く。その様子は、どうにも芝居がかっているように見えて、嫌悪感を抱いた。
「まぁそうですけど」
那智が納得したように頷くから、「そういうあなたは……」と悪臭について指摘してやろうとしたが、すかさず那智が俺の前に右手を伸ばしてそれを制す。
「個人的な恨みは無かったんですよね?」
「私は容疑者ですか?」
「すみません。容疑者が誰か全く掴めてない以上、関係者を徹底的に洗うしかないんです」
那智が尤もらしく答えれば、途端、三上の顔が強張った。
「『個人的な恨み』とは、例えばどういう……?」
三上が気持ち悪い愛想笑いを浮かべて訊き返す。どうやら探りを入れているみたいだ。ここはノッておいた方が良さそうだ。
「妬み、とか?」
そんなわけないですよね? と言わんばかりの満面笑顔で俺は言った。が、三上は薄気味悪い苦笑を浮かべ、
「実は、」
と躊躇いがちに口を開く。その様子は、どうにも芝居がかっているように見えて、嫌悪感を抱いた。



