「警察ですけど、呼びました?」
へらりと笑って、那智が返す。これじゃあ、いつまで経っても埒が明かない。
「あの、初音さん」
渋々横から口を挟めば、初音は那智の肩越しに俺を見た。
「実は、悦子さん殺しの容疑が俺にかかってて」
そう告げても、初音の顔色が変わることはなかった。
「それは……お気の毒に」
と、俺から視線を逸らして目を伏せた。
俺が真犯人じゃないと確信しているような口ぶりに、違和感。
「けど、俺はやってない。だから、自分の容疑を晴らすために真犯人を探しています。何でもいい、知っていることを全部、話してもらえませんか?」
「本当に、何も知らないんです」
答えた初音の瞳が、不安定に揺れる。
間違いなく初音は、何かを隠している。
へらりと笑って、那智が返す。これじゃあ、いつまで経っても埒が明かない。
「あの、初音さん」
渋々横から口を挟めば、初音は那智の肩越しに俺を見た。
「実は、悦子さん殺しの容疑が俺にかかってて」
そう告げても、初音の顔色が変わることはなかった。
「それは……お気の毒に」
と、俺から視線を逸らして目を伏せた。
俺が真犯人じゃないと確信しているような口ぶりに、違和感。
「けど、俺はやってない。だから、自分の容疑を晴らすために真犯人を探しています。何でもいい、知っていることを全部、話してもらえませんか?」
「本当に、何も知らないんです」
答えた初音の瞳が、不安定に揺れる。
間違いなく初音は、何かを隠している。



