「そうですけど、また気になることが出てきまして……」
『あなた、昼間来た刑事さんじゃないですよね?』
「捜査はチームで一丸となってやっています」
平然とそんなことを口にする那智。
だが初音らしき女は黙り込んでしまう。完全に疑われた、終わったな。
「とにかくここ、開けてくださいよ。部屋に入れろとまでは言わないから。こんな話、他の住人には聞かれたくないんじゃないですか?」
『脅し、ですか?』
「いえ、一般論です」
すかさずそう返し、那智はカメラに向かってニッと笑って見せた。
入口の自動ドアが小さな機械音を鳴らして開いた。
「どーも」
軽い礼を口にして、エントランスへと足を踏み入れた那智。俺もそれに続く。
片廊下型の作りになっていて、入ってすぐ左手にエレベーターがあった。だが那智はそれを尻目に通り過ぎ、その横の階段を上り始めた。
『あなた、昼間来た刑事さんじゃないですよね?』
「捜査はチームで一丸となってやっています」
平然とそんなことを口にする那智。
だが初音らしき女は黙り込んでしまう。完全に疑われた、終わったな。
「とにかくここ、開けてくださいよ。部屋に入れろとまでは言わないから。こんな話、他の住人には聞かれたくないんじゃないですか?」
『脅し、ですか?』
「いえ、一般論です」
すかさずそう返し、那智はカメラに向かってニッと笑って見せた。
入口の自動ドアが小さな機械音を鳴らして開いた。
「どーも」
軽い礼を口にして、エントランスへと足を踏み入れた那智。俺もそれに続く。
片廊下型の作りになっていて、入ってすぐ左手にエレベーターがあった。だが那智はそれを尻目に通り過ぎ、その横の階段を上り始めた。



