「妹の他に、ガイシャと深く関わってたヤツは? 例えば……恋人、とか」
怨恨の線が濃いような気がして、那智に問えば、
「男の影が無きにしも非ず」
なんとも曖昧な答えが返ってくる。
「男はいたが、周りには隠していた……ってことは不倫か?」
「単純に考えればな」
やっぱり那智は、何かに引っ掛かっている。それは俺も同じ。漠然とした何か――違和感のようなものが纏わりついて気持ち悪い。
「ガイシャは親しい友人もいなかった」
那智はガイシャの寂しい事実を淡々と告げた。
「手掛かりは今のところ、妹だけか」
相槌のように呟いて、俺も口を噤む。
が、ふと、ある事件をきっかけに那智と結ばれた女のことを思い出した。確か、菊島……何て名だっけ?
AV見て自分自身を慰めてるってことは……。
触れたら駄目だと常識的にわかっていても、知りたい好奇心が余りにも強かった。他人の不幸は蜜の味。
怨恨の線が濃いような気がして、那智に問えば、
「男の影が無きにしも非ず」
なんとも曖昧な答えが返ってくる。
「男はいたが、周りには隠していた……ってことは不倫か?」
「単純に考えればな」
やっぱり那智は、何かに引っ掛かっている。それは俺も同じ。漠然とした何か――違和感のようなものが纏わりついて気持ち悪い。
「ガイシャは親しい友人もいなかった」
那智はガイシャの寂しい事実を淡々と告げた。
「手掛かりは今のところ、妹だけか」
相槌のように呟いて、俺も口を噤む。
が、ふと、ある事件をきっかけに那智と結ばれた女のことを思い出した。確か、菊島……何て名だっけ?
AV見て自分自身を慰めてるってことは……。
触れたら駄目だと常識的にわかっていても、知りたい好奇心が余りにも強かった。他人の不幸は蜜の味。



