那智と適度な距離は保ちつつ、もう一度モニターに視線をやる。
それは、捜査一課のメガネくんに見せられたものと同じ写真だった。公衆トイレの便器の上に座らされた、生気を失ったまるで人形みたいな女。
俺を痴漢呼ばわりした、あの妄想女。
「こんなもん、勝手に見たらマズいだろ?」
というか、自宅のパソコンで捜査情報が見れちゃうって、どうなの?
「俺、捜査一課所属ですけど」
「ああ、そっか」
那智はパスワードか何かを持ってて、それで閲覧できるっていう仕組みか。よくわかんねぇけど。
「だし、こんなセキュリティー、『見てください』って言ってるようなもんだろ?」
ああやっぱり……。
正規の方法じゃなかったか。そんな気がしたよ、うん。
「だからその閲覧方法が問題じゃねぇの? って言ってんだよ俺は」
「『見せてください』って言えば見せてくれるか?」
「くれないだろうね」
「だろ?」
勝ち誇ったようなドヤ顔で、那智はニッと不敵に笑んだ。
それは、捜査一課のメガネくんに見せられたものと同じ写真だった。公衆トイレの便器の上に座らされた、生気を失ったまるで人形みたいな女。
俺を痴漢呼ばわりした、あの妄想女。
「こんなもん、勝手に見たらマズいだろ?」
というか、自宅のパソコンで捜査情報が見れちゃうって、どうなの?
「俺、捜査一課所属ですけど」
「ああ、そっか」
那智はパスワードか何かを持ってて、それで閲覧できるっていう仕組みか。よくわかんねぇけど。
「だし、こんなセキュリティー、『見てください』って言ってるようなもんだろ?」
ああやっぱり……。
正規の方法じゃなかったか。そんな気がしたよ、うん。
「だからその閲覧方法が問題じゃねぇの? って言ってんだよ俺は」
「『見せてください』って言えば見せてくれるか?」
「くれないだろうね」
「だろ?」
勝ち誇ったようなドヤ顔で、那智はニッと不敵に笑んだ。



