那智は再びパソコンのモニターと向き合う。動画を消したらしく、女のわざとらしい喘ぎ声や男の卑猥な囁きがようやく消えて、その場に静寂が戻った。
そして、パタパタとキーボードを叩く音がやけに響き渡った。
目的のものを見つけたらしい那智は、忙しなく動かしていた手を、はたと止める。そうして椅子の背もたれに背中を預けて顔を画面から離すと、妙に深刻ぶった表情でそれを眺めた。
「写真見る限りじゃ……」
俺はまだ何も答えてないのに、那智が一方的に話し始める。
「殺されたのはここじゃねぇな」
那智の視線の先にあるモニターに映し出された写真がどういうものなのか、大体の見当はついた。
それを確かめるべく、パソコンデスクに歩み寄り、身を屈めて画面を覗き込んだ。
シャンプーのいい香りが鼻腔をくすぐり、自分が那智の至近距離にいることに気付き、咄嗟に距離を取る。那智をちらと盗み見るも、ヤツはそんなの全く気にしてないみたいだった。
そして、パタパタとキーボードを叩く音がやけに響き渡った。
目的のものを見つけたらしい那智は、忙しなく動かしていた手を、はたと止める。そうして椅子の背もたれに背中を預けて顔を画面から離すと、妙に深刻ぶった表情でそれを眺めた。
「写真見る限りじゃ……」
俺はまだ何も答えてないのに、那智が一方的に話し始める。
「殺されたのはここじゃねぇな」
那智の視線の先にあるモニターに映し出された写真がどういうものなのか、大体の見当はついた。
それを確かめるべく、パソコンデスクに歩み寄り、身を屈めて画面を覗き込んだ。
シャンプーのいい香りが鼻腔をくすぐり、自分が那智の至近距離にいることに気付き、咄嗟に距離を取る。那智をちらと盗み見るも、ヤツはそんなの全く気にしてないみたいだった。



