『そういうことだ。これで容疑は晴れたな、おめでとう』
どうでも良さそうに言って、『それから、』と谷口さんは続けた。
『爆弾だけど』
「ああ、電車を爆破した?」
『自家製のダイナマイトだが遠隔操作できる代物だ』
「へぇ」
どんな代物だろうが、爆弾にはあまり興味がない。
『電車の外部に取り付けられていた』
「はっ?」
『要するに、仕掛けたヤツは電車に乗っていなかった可能性が高い』
「共犯者がいたってことか?」
『お前に冤罪なすりつけようとした女にか? 別人であるには違いねぇけど……』
「痴漢騒動と爆破事故が全くの無関係である可能性は?」
『ゼロではねぇけど……つーか、それをお前らが探れよ。俺は俺でやることがあんだよ』
じゃあな、と続けて谷口さんは一方的に電話を切った。携帯電話を耳から外して、その液晶画面を呆然と見詰める。
「谷口さん、何て?」
那智の声に、ハッと我に返った。
「ああ……」
力なく頷いて、谷口さんからたった今得た情報を那智に伝えた。
どうでも良さそうに言って、『それから、』と谷口さんは続けた。
『爆弾だけど』
「ああ、電車を爆破した?」
『自家製のダイナマイトだが遠隔操作できる代物だ』
「へぇ」
どんな代物だろうが、爆弾にはあまり興味がない。
『電車の外部に取り付けられていた』
「はっ?」
『要するに、仕掛けたヤツは電車に乗っていなかった可能性が高い』
「共犯者がいたってことか?」
『お前に冤罪なすりつけようとした女にか? 別人であるには違いねぇけど……』
「痴漢騒動と爆破事故が全くの無関係である可能性は?」
『ゼロではねぇけど……つーか、それをお前らが探れよ。俺は俺でやることがあんだよ』
じゃあな、と続けて谷口さんは一方的に電話を切った。携帯電話を耳から外して、その液晶画面を呆然と見詰める。
「谷口さん、何て?」
那智の声に、ハッと我に返った。
「ああ……」
力なく頷いて、谷口さんからたった今得た情報を那智に伝えた。



