ヤツが飲んでるコーヒーはブラックだ。かき混ぜたところで全く意味がない。無駄でしかないその行為に呆れながらも、
「何だよ、それ?」
那智が口にした言葉の意味を問い、ジャケットの胸ポケットから煙草を取り出した。ソフトケースを軽く振って、飛び出した数本のうちの一本を口にくわえた。
ここは藤ヶ崎病院から数キロ離れたコンビニ。那智がコーヒーを飲みたいと言いだし、俺もヤニを摂取したかったしで立ち寄った。
「知らねぇの? 知らねぇよなぁ……」
言って那智はカップに口を付け、ホットコーヒーをすすりながら俺に向かって嘲笑を浮かべた。
「てめ、もったいぶってんじゃねーよ」
ボソボソと愚痴をこぼし、くわえたままの煙草に火を点ける。
思い切り吸い込んだ煙を一気に吐き出せば、しばらくぶりのニコチンに軽く眩暈がした。
「何だよ、それ?」
那智が口にした言葉の意味を問い、ジャケットの胸ポケットから煙草を取り出した。ソフトケースを軽く振って、飛び出した数本のうちの一本を口にくわえた。
ここは藤ヶ崎病院から数キロ離れたコンビニ。那智がコーヒーを飲みたいと言いだし、俺もヤニを摂取したかったしで立ち寄った。
「知らねぇの? 知らねぇよなぁ……」
言って那智はカップに口を付け、ホットコーヒーをすすりながら俺に向かって嘲笑を浮かべた。
「てめ、もったいぶってんじゃねーよ」
ボソボソと愚痴をこぼし、くわえたままの煙草に火を点ける。
思い切り吸い込んだ煙を一気に吐き出せば、しばらくぶりのニコチンに軽く眩暈がした。



