「こんにちは」 「こんにちは」 今日は私が一番のようだ。 真美さんはいない。 今は先生と二人きり。 先生って呼んでみようかな。 「……せ、先生!!私、これわかんないです」 先生の顔は見れない。 それでも、少し先生に近づけただろうか。 「……お、おう。なんだ?」 先生の声が耳元で聞こえる。 先生の手が私のプリントを触る。 先生、近いです。 私、緊張してます。 私……先生のことすきなんでしょうか?