「で、どうするんですか?」

「何をですか」

今、真美さんとファミレスにいる。

話したいことがあるそうだ。

「先生ですよ!好きなんでしょ?」

「えぇ!なんで知ってるんですか!!」

真美さん鋭いです。

「西村先輩見てればわかりますよ。でも先輩、わかってると思いますけど先生には先生の世界があるんですよ」

うん?

ごめん何いってるかわからないよ?

「だから、塾以外に女性に会う機会なんて沢山あるんですよ!さっさと捕まえないとダメですよ」

「……うまくいくと思う?」

下を向きなから真美さんに聞いてみる。

「知りませんよそんなの」

「真美さんひどい!!」

「西村先輩次第ですよ!頑張ってください。私、応援してますから」

真美さんは行ってしまった。

なんだか、スゴイ人だった。

真美さんが応援してくれる。

簡単な私は塾を続けることを決めた。