未完成な小説たち。



「あ、碧月ミオです。その、皆さんと仲良くしたいのでよろしくお願いしますっ!」

早口になったけど、私は言ったぞ!


皆は私を見てコソコソと話している。


すると、1人の男子が手を上げた。

「どうしたの?池内君」

先生も首を傾げている。


「ミオちゃんって、


彼氏いるんですか?」


え…


彼氏…?