連れて来られたのは、何もないただの部屋。 「じゃ、今から好きな魔法をだしてね! 僕達、生徒会は映像でみるから。」 「はい、分かりました」 と、言ったものの、何を出せばいいのかな… 期待に応えて、すごいの? いや、ここはあえて普通のを出そう。 三ツ矢さんが出て行った瞬間に、壁に時計が現れ、カウントダウンが始まった。 「10...9..8.7......2..1」 「0」 ーー ピカッ! 私の手から光のレーザーのようなものが発射された。