未完成な小説たち。


「シャドウ会社…」


俺は記憶だけで迷路のような道を歩く。


「ここがシャドウ会社だったはず」


俺は目線を上に移す。「シャドウ会社」とかかれているのを確認し中に入った。



「こんばんは。どうしましたか?」


受付の女の人が笑顔で聞いてくる。


「面接したいのですが…」


「面接ですね、こちらへどうぞ」


女の人について行くと、青色のドアがあった。


「さ、入ってください」


迷いもなく開けると


「やぁ!待ってたわよ」


ツルツルの40代ぐらいのおじさんがオネェ口調で話す。


迷いなく入ったのを今後悔した。


「じゃ、面接はじめるわねー、あ!座っていいわよー」


俺は新品らしいパイプ椅子に座る。