その夜、私は楽しみで中々眠れなかった。


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朝のバスは昨日より混みそうなので、早めのバスに乗ることにした。


空いているなー


「「あ」」

「花音ちゃんだ!早いねー!」


「石川くんもね」


「俺、人混みとか嫌いでね」


「私もです」


片道一時間のバスは、あっというまに学校についていた。


石川くんが走って門をくぐると、振り返って

「ちなみに、俺のこと健太って呼んでもいいよー!」


ピースされたので、私もピースした。